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迷宮入り

ブラック・ダリア事件の捜査は混迷を極めました。

聞き込みはもちろん、様々な方面にまで捜査を進めたのですが、結局犯人を捕まえる事が出来ずに今日にまで至る事となります。

死体が残されている、さらには犯人から被害者の所持品が送られてくる。そんな状況にありながらも、なぜか犯人を捕まえる事が出来なかったのです。また、犯人もその後はアクションを仕掛けてくる素振りも無く、事件は次第に迷宮へと向かっていくことになってしまいました。

「証拠があるようでない」、これは捜査当局の言葉ですが、死体や所持品があるにも関わらず、そこから犯人に結びつくようなものが何もないというのがこの事件の肝であり、それは犯人がいかに冷静なのか、そして犯罪心理や犯罪捜査に精通しているかという事を物語っているとも言われていたようですが、結局、「容疑者」を捕まえることは出来なかったのです。

容疑者を捕まえる事が出来なかった。これは警察の権威を失墜させるものでした。犯人からの度重なる「挑発」に結果的に屈してしまったのですから。

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